米国バージニア州出身のクロスオーバー・スラッシュメタルバンド“ENFORCED”待望の3rdアルバム『War Remains』
バージニア州リッチモンド拠点の5人組クロスオーバー・スラッシュメタル/メタリックハードコアバンド、ENFORCED(インフォースト)。衝撃のファースト・アルバム『At the Walls』(2019年)、そして高い評価を獲得したセカンド・アルバム『Kill Grid』(2021年)に続く3作目『War Remains』を発売する。
今作もWill、Zachのツインギターが刻み倒す切れ味鋭いリフ、狂気に満ちたKnoxの咆哮、バンドのサウンドを支えるEthan、Alexのリズム隊の完璧な仕事ぶりまで、これまでのファンが安心して狂喜できる内容である。これまでにAT THE GATES、OBITUARY、MUNICIPAL WASTEとのツアーや、英国のBLOODSTOCKを含むヨーロッパのフェスティバルで観客を熱狂させてきたENFORCED。
前作に続いてPOWER TRIP、CAVALERA CONSPIRACY、CODE ORANGE 、KREATOR を手がけてきたArthur Rizkがミックスを担当。
7分越えの大作「Kill Grid」を収めた前作とは対照的に、今作は2分台、3分台の楽曲が並び、10曲収録トータルタイム34分と無駄なものが削ぎ落とされたタイトな仕上がりだが、手が付けられないほどの熱量を内包している。
リリース前に公開された「Ultra-Violence」は今作最短の2分10秒の楽曲で、早くもファンは狂乱状態だ。
続いてリリースされた「Hanged By My Hand」は、ライヴの様子を収めたMVになっておりバンドの荒々しさが伝わる内容。
さらにスラッシュ・アンセムと呼び声高い「Nation In Fear」も収めるなど『War Remains』は、バンドの真価を改めて証明した絶対的名盤だ。
War Remains [Analog]
1. AGGRESSIVE MENACE
2. THE QUICKENING
3. HANGED BY MY HAND
4. AVARICE
5. WAR REMAINS
6. MERCY KILLING FIELDS
7. NATION OF FEAR
8. ULTRA-VIOLENCE
9. STARVE
10. EMPIRE