NEWS 2020/04/01
HAWAIIAN6の5thミニアルバム『The Brightness In Rebirth』は文句ナシの傑作である。前作『Beyond The Reach』から約2年5カ月ぶりになる今作は、自分たちのやるべきことに焦点を絞ったメロディックパンク作に仕上がった。よりシンプルに、よりストレートに持ち味を発揮したサウンドの説得力が半端じゃない。2ビートを用いた怒濤の疾走感、歌謡テイスト溢れる哀愁メロディ、多彩なコーラスワークも含めて、これぞHAWAIIAN6!と言いたくなる揺ぎないオリジナリティを提示。表題同様、先の見えない社会や不安を抱える多くの人々の心に一条の光を差し込む歌詞も必読。メンバー3人に話を聞いた。(荒金良介) 少しでも新しいことをしたい ーー新作『The Brightness In Rebirth』は前作以上に勢いや切れ味が増しているし、全体を通して明るい作風になりましたね。 HATANO(Dr):演奏形態がどんどんシンプルになってるからじゃないかな。そこまで詰める時間がなかったのもあるんだけどね(笑)。 ーーHATANOさん、毎作品でそう言ってますが(笑)。 HATANO:はははは。それでも煮詰まった時は、足すよりも引く作業の方が良いと思うから。 YUTA(Vo&Gt):録り音もいつもよりギターを減らしているんですよね。いろいろハーモニーを作っていたところを、今回はギター1本でも成り立つような状態を作って録ったんですよ。だから、あまり余計なものは入ってないし、それで音像もカラッとしているのかなって。 ーーそれはよりライブに近い音像を意識したから? YUTA:ライブのこともあるし、少しでも新しいことをしたいという気持ちもあるから。昔の音源もシンプルだったし、そこに立ち返ってみようかなと。『FANTASY』(2000年)とかあの辺はそういう感じでしたからね...
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