NEWS 2018/01/03
パンクが公に不時着を起こしてから40年近くが経った今、パンクは当初掲げていた崇高な理想を“売り渡して”しまったのだと考えるのは簡単だ。その代表的アクトが皆、結局メジャー・レーベルと契約し、お偉方と手を携えるようになったのだから尚更である。 しかし、そんな欠点を抱えながらも、70年代半ばから後半にかけ、パンクは尚も激しい衝撃を世に与えていた。そしてDIY精神から(概して)反性差別主義的なスタンスに至るまで、その功績は、現在もあらゆることの中に感じることが出来る。難点がありつつも刺激的だったこの時代については、これまで数えきれないほどの見直しが行われてきたが、どの場合でもほぼ常に、パンクはあくまで大西洋を挟んだ英米両国で起きた現象であるとされている。
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by LOUDHACKER