NEWS 2022/02/21
20年前、当時の音楽シーンはありとあらゆる面で今とは全く違う景色が広がっていた。未だCDが主流であり、YouTubeすら存在しなかった時代で、着うた文化が浸透していったのもこの年からである。90年代の残り香を感じつつも、00年代のモードが本格的にスタートしたタイミングで登場したのが、当時17歳のアヴリル・ラヴィーンである。 そんなアヴリルが2月22日に『スッキリ』(日本テレビ系)に出演。今週2月25日にリリースするニューアルバム『ラヴ・サックス』に向けてのインタビュー、そして同作より「Love It When You Hate Me feat. blackbear」のパフォーマンスがオンエアされる。2月11日放送の『ミュージックステーション 3時間スペシャル』(テレビ朝日系)では、アルバムからの先行シングル「Bite Me」を披露したアヴリルだが、同番組では多くのアーティストが彼女へのリスペクトを述べ、改めてその影響力の大きさを感じることができた。 具体的に言えば、『Mステ』ではAimer、LiSAらがアヴリルから影響を受けていることが紹介された。飛ぶ鳥を落とす勢いの2組からの発言を踏まえても、アヴリルが現行のJ-POPシーンに残した功績は大きいと言える。なお、yuiにいたってはアヴリルの1stアルバム『Let Go』をCDショップの試聴機で聴いたことをきっかけに音楽の道へ進むことを決意したほどで、その後、彼女が2000年代後半の女性シンガーソングライターブームの火付け役となったことを考えれば、改めてアヴリルの存在の重要性は増してくる。 だが、日本以上にその功績と重要性は世界での方が大きく、ビリー・アイリッシュ、オリヴィア・ロドリゴといったポップスターが彼女からの影響を口にしている。 ビリーは2019年にPitchforkの企画“Over/Under”内にてアヴ...
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