NEWS 2023/09/05
昨年、結成25周年を迎えたG-FREAK FACTORY。20代の若手ドラマー Leoが正式加入し、今年は地元・群馬県での主催フェス『山人音楽祭』も4年ぶりに日本トーター グリーンドーム前橋での開催が予定されているなど、鬱屈としたコロナ禍を抜けて、ロックバンドとして再び本腰を入れ、力強く前進するタームを迎えている。 が、そこにストレートで前向きな楽曲を持ってくるわけではないのがG-FREAK FACTORYというバンドだ。9月6日リリースのニューシングル表題曲「RED EYE BLUES」は、一定のリズムと韻に乗せて、世の中への耐え切れなくなった不平・不満を吐き出していくダブナンバー。土台がぐらついている日本の現状に物申し、酔いを覚ますかのようなG-FREAK節全開の1曲となっている。コロナ禍で“得たもの”、ローカルライフの変化、ライブシーンへの提言など、『RED EYE BLUES』に至るまでの様々な出来事を茂木洋晃(Vo)に語ってもらった。(編集部) 「コロナ禍から何をプラスに変えられたのか、問いたい」 ーーアルバム『VINTAGE』(2020年)、シングル『Dandy Lion』(2022年)とストレートな作風が続いてましたけど、今回は久しぶりにドープなダブナンバーが来ましたね。 茂木洋晃(以下、茂木):もっとダブにしたかったんだけどね。頑張って韻を踏み切ったこと、あまり大筋をブレさせないで最後まで行けたことは、G-FREAKとしては新しいなって自分でも思ってる。Aメロのボーカルのテイクも、今までならこういう録り方はしなかったんだけど、今回はどちらかというと気怠く歌いたいと思って。 ーーこの曲はフラストレーションですよね、そのまま。 茂木:そうだね。フラストレーションとカウンター。聴いて不快になってもらいたいもん。 ーー何と言っても〈どうかしちまったニッポンは〉で...
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