パンクロック・バンド、Green Dayが発売から30周年を迎えた名作アルバム『Dookie』の楽曲を、ゲームボーイやフロッピーディスク、留守番電話などで聴くことが出来る奇抜なプロジェクト『Dookie Demastered』を始動しました。LAのアートスタジオ「BRAIN」とのコラボレーションにより、このアルバムの15曲がさまざまな家庭用品に組み込まれているというこのプロジェクト。『Dookie Demastered』特設サイトで15曲すべてを再生することができ、フィジカル・ヴァージョンを購入できるチャンスの抽選に応募することも出来る。 バンドは『Dookie Demastered』のコンセプトについて特設サイトでコメントしている。「アルバムが30周年のような大きな節目を迎えると、普通はリマスター版が通常フォーマットで発売される。でも、『Dookie』は通常のアルバムではない。このヴァージョンの『Dookie』は、エッジを滑らかにしたりダイナミックレンジを調整するのではなく、ワックスシリンダーから留守番電話、歯ブラシに至るまで、妥協を許さないほど音質の悪いフォーマットに合うように、細心の注意を払って意図的に音を歪めている。このリスニング体験は他に類を見ないもので、音質だけでなく利便性も犠牲にしており、時には歌詞全体も犠牲になっている。その結果が『Dookie Demastered』だ。パンクロックのフォーマットを爆発させ、時代遅れで不都合なフォーマットに再爆発させたアルバム。これは、決して聴かれるべきではなかった『Dookie』なのだ」 When an album hits a big milestone like its 30th anniversary, it gets the usual remasters o...