【2024年上半期】華々しい活躍を見せた女性ポップパンク/ロック・バンド 名盤6選

  近年、クオリティの高い女性アーティスト達が毎年のように登場し、メジャーはもちろん、アンダーグラウンドなポップパンクからエモロック、そしてパンクロック・シーンに至るまで幅広い活躍を見せている。彼女たちは高い演奏技術、シンガーとしての実力はもちろんであるが、Taylor Swiftに影響を受けたような赤裸々で、辛辣で、全てを大っぴらに曝け出すような歌詞で同世代からの支持を集めている。TikTokやInstagramなどソーシャルメディアを上手く利用しつつ、さまざまな魅力が溢れる昨今の注目アーティスト/バンドの中から、2024年上半期に印象的な作品をピックアップしてみようと思う。     Charlotte Sands 『can we start over?』 ︎https://charlottesands.os.fan/   テネシー州ナッシュビル出身のシンガーソングライターのデビュー・アルバム。2020年にシングル「I Don’t Care」や「Dress」でブレイクすると、TikTokを中心にファンベースを拡大していった。周囲の人たちを喜ばせる為の努力が実らなかったことの葛藤など、人間味が溢れだすような、ありのままの自分をさらけ出した歌詞とネオン・ポップパンク・フレーバーの爽やかで耳馴染みの良いポップパンク/ロック・サウンドで本国を中心に同世代からの支持を集めている。Point Northをフィーチャーした「on the outside」は力強いポップロック・ナンバーでアルバムのキーリングと言えるだろう。         Letters Sent Home 『Forever Undone』 ︎https://bfan.link/forever-undone   ドイツ・...