NEWS 2021/05/16
岐阜発の3ピースメロディックパンクバンドKUZIRAが、5月26日に<PIZZA OF DEATH RECORDS>より1stフルアルバム『Superspin』をリリースする。KUZIRAは2017年に本格始動。ライブを中心に活動し、2019年9月にはKen Yokoyamaによる『Still Age Tour Ⅱ』に参加。メロディックパンクシーンのニューカマーとして注目を集める存在に。これからの活躍が期待される中だったが、2020年はコロナ禍により活動がストップ。2021年3月にはシャー:Dがドラマーとして加入し、新体制として新たなスタートを切った。 今作のリリースをもって新たなキャリアを築いていく彼らに、バンドのこれまでの歩みとKUZIRAが考えるメロディックパンク、シーンに対する思いを語ってもらった。(編集部) ローカルの強みを感じていた ーー結成以来、一気に駆け抜けてきたバンドにとって2020年はもどかしさがある1年だったように思います。 末武竜之介(以下、末武):僕はライブをすることでモチベーションを保っていたので、それがなくなって病んじゃいましたね。自分自身の存在意義は何だろうと考えることもあったし、曲も作れなくなったんですよ。 熊野和也(以下、熊野):竜(末武)は看護師、当時のドラムもおじいちゃんやおばあちゃんを相手にするような仕事だったから、感染のリスクもあるし、スタジオに入ることもやめてたんです。だから、ライブもなければ、練習もない。何もできない感がありましたね。 ーーそういった状況だったのはいつぐらいの時期まで? 末武:9月ぐらいまではそんな状態でした。 熊野:そんなときに当時のドラムが抜けるという話があって。新作のレコーディングもしてなかったし、「いつリリースできるんだろう?」みたいなことも考えましたね。 ーー傍からすると蓄える時間に費やせたのかな...
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