NEWS 2023/04/23
“KNOTFEST JAPAN 2023″への出演も記憶に新しいイングランド出身のロック・バンド、Enter Shikari が、全英2位を獲得した前作『NOTHING IS TRUE & EVERYTHING IS POSSIBLE』から3年振りのニュー・アルバム『A Kiss For The Whole World』をリリースしました。リリースに先駆け、「A Kiss For The Whole World x」、「Bloodshot」、「Its Hurts」、「(pls) set me on fire」のミュージックビデオが公開されており、どれも10万回以上の再生回数を記録。デビューから衰えることのない人気を見せつけている。 20年近く、6枚のアルバムをリリースしてきたこのバンドは、何度も何度も未知の世界に恐れず飛び込み、リリースするたびに自分たちを再定義してきた。今回も彼らの挑戦、試みは私たちにさまざまな気づきを与えてくれる。例えば、MTV UKでのインタビューでこのアルバムを古い農家で録音し、その電力をソーラーパネルから得たと話している。 アルバムのタイトルトラック「A Kiss For The Whole World」は、アルバムのオープニングにふさわしい目の覚めるようなホーンから始まる。ドラムンベースの影響も見せつつ、ラウドなオルタナティヴ・ロック/ポップスの煌めきを、卓越されたエレクトロニック・サウンドとクロスオーバーさせていく様はまさにEnter Shikariのスタイルと言えるだろう。 「Feed yøur søul」や「Bloodshot(coda)」のようにいくつかのインストの間奏曲を差し込み、バンドのダンス・ミュージックに対する真の理解を訴えてくる。「Leap ...