セックス・ピストルズのオリジナル・ベーシスト、グレン・マトロックのニュー・アルバムが完成。マトロックが最も偉大なソングライターの一人であることを改めて証明する作品『コンシークエンセズ・カミング』、リリース。
Sex Pistolsのベーシストで、ロックの殿堂入りを果たしたGlen Matlockは、ニュー・アルバム『Consequences Coming』をリリースする。Earl SlickやClem Burkeも参加したこの作品は、Matlockが紛れもなく彼の世代(あるいは他の世代)の最も偉大なソングライターの一人であることを、改めて証明する。「18ヶ月ほどの間に、経験豊富なパフォーマーたちとイギリスで書き、レコーディングした。この間、ブレグジット(イギリスの欧州連合離脱)という大失敗と、アメリカでの退屈なTrumpのエピソードが起こり、収録曲は、こうした残念な混乱に対する私の考えが反映されることとなった。曲はかなりキャッチーだ」とMatlockはアルバムについて語る。
Glen MatlockはSex PistolsやRich Kidsの創設メンバーとして知られる。オリジナルのベース・プレイヤーとして参加したSex Pistolsでは「Anarchy in the U.K.」「God Save The Queen」「Pretty Vacant」といったバンドの代表曲を一人で作曲。『Never Mind the Bollocks, Here’s the Sex Pistols』では12曲中、10曲でクレジットされている。Sex Pistols脱退後、1977年にRich Kidsを結成。1996年にはCreation Recordsよりソロ・アルバム『Who’s He Think He Is When He’s at Home?』をリリース。2000年にはGlen Matlock & The Philistines名義でのデビュー・アルバム『Open Mind』、2018年には再びソロとして『Good To Go』をリリースしている。また、Iggy Popのアルバム『Soldier』やDamnedのアルバム『Not of This Earth』でもプレイ。2010年には再結成したFacesにベースとして参加。最近では、Blondieのツアー・ベーシストとしても活動している。
CONSEQUENCES COMING
1. Head On A Stick
2. Consequences Coming
3. Magic Carpet Ride
4. Speaking In Tongues
5. Shine Off Your Shoes
6. Constant Craving
7. Step In The Right Direction
8. Something Bout The Weekend
9. This Empty Heart
10. Face In A Crowd
11. Tried To Tell You
12. Can’t Be Myself With You
13. This Ship