Fat Wreck Chords所属の”MakeWar”、現代社会を生きる葛藤を描いたニュー・アルバム『A Paradoxical Theory Of Change』リリース

  Fat Wreck Chords所属、ニューヨーク・ブルックリンのパンクロック・トリオ、Makewarがニュー・アルバム『A Paradoxical Theory Of Change』をリリースしました。     MakeWarは、フロントマンのJose Prietoのソロ活動出会った『Sad And French』を母体として結成され、ベーシストのEdwin Santacruzと新ドラマーのAlejandro Serritielloが現在のバンドのラインナップとなっている。傷心、絶望、そしてアルコールは、MakeWarの楽曲のテーマであり、長い間バンドの楽曲の中心である。2015年にリリースされた『Sad And French』のバンド名を冠したアルバムも、2016年にリリースされた初の正規アルバム『Developing A Theory Of Integrity』も、2019年にリリースされたFat Wreckのデビュー作『Get It Together』も、MakeWarのアルバムはすべて、人間の体験がもたらす期待と恐怖に満ちた、強烈なカタルシスをもたらすものだった。MakeWarの最新作『A Paradoxical Theory of Change』には、人生の落とし穴に取り組むための異なるアプローチが描かれている。     自分が感じていることが何であれ、それに対して戦ったり押しつけたりするのではなく、それを吸収し、受け入れ、そのままにしておくのだ。そのことは、オープニングの「Magic Worlds」がレコードをスタートさせた瞬間から明らかだ。まるで、バンドが背中を押す前に、この曲にインスピレーションを与えた不安やトラウマに少し呼吸をさせて、自分自身を知らしめる余裕を与えているかのように。そうすることで、一時...

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