今年1月にアルバム『Indian Burn』をリリースしたばかりのKen Yokoyamaが早くも新作を発表する。そのものずばりの『The Golden Age of Punk Rock』というタイトルを冠したパンク・ロックのカバー・アルバムだ。古今東西、こうしたパンク・カヴァー・アルバムは数多く出ているが、取り上げる大半が90年代のアメリカのパンク、それもメロディック・パンクと言われる楽曲という徹底性は彼らならではだ。そうした楽曲たちを育んだ時代を『パンク・ロックの黄金時代』と呼び、これが俺たちの時代、俺たちのパンク・ロックだと誇りをもって宣した……これはそんなアルバムなのだ。選曲の中心を担った横山健(Vo./Gt.)と、南英紀(Gt.)に訊いた。

Ken Yokoyama
Ken Yokoyamaは、Hi-STANDARDの横山健(G, Vo)が、2004年2月にKen Yokoyama名義のアルバム「The Cost Of My Freedom」をリリースし、バンド活動を開始。横山健の英語名を冠にしているものの4ピースのロックバンドとしてライブを行い、以後 Ken Yokoyama をバンド名として活動をしている。