結成20周年。常に日本スカパンクシーンの先頭を走り続けてきたトップランナー「GELUGUGU」に節目となるカヴァーアルバムやこれまでの活動を直撃ロングインタビュー。20周年の記念アルバムとなる、黎明期からスカパンクシーンを支えてきた彼らだからできる夢のようなカヴァーアルバムを6月15日にリリースする。」レピッシュ、KEMURIからHEY-SMITHまでスカパンクの歴史はこの一枚で振り返るのでは?というようなラインナップ。ここに至るまで、そしてどのような思いで作られたのかなど、語ってもらった。 ──結成20周年記念アルバムとして、6月15日に『NIPPON NO SKA PUNK GOOD!』をリリースされますが、これがタイトルの通り、日本のスカパンクのみをカヴァーして構成されたものになっていて。これを作ろうと思ったキッカケというと? GEN:誰もやってないというのがまずなんですけど、結構前にふわっと思いつきまして、メンバーにちょっと話したりもしてたんですよ。でも、どこでやろうかなと思ってたんですけど、今回20年ということで、もう一回日本の──日本のだけじゃなくてもいいんですけど──スカパンクに目を向けてもええんかなと思って。まぁ、日本のスカパンクの教科書じゃないですけど、これを聴けば全部わかるっていうのもほしかったですし。 ──アイデア自体はかなり前から思いついていらっしゃったんですね。 GEN:そうですね。10年目に80年代の洋楽のカヴァーアルバム(『Cover UP! Call UP Memories OF One's Younger Days. Back TO THE 80's』)を作ったんですけども、僕らは非常に満足してたけど、成績がそんなによくなかったんですよ。そのときに、シーンに聴いてもらおうと思うのであれば、もうちょっとわかりやす...