“初期衝動”を保ち続ける男、ザ・スタークラブのHIKAGEが人生を捧げた「パンク」と憧れのヒーローたち
「バンドをやる気になったのはラモーンズのおかげ」
パンクのはじまりについては諸説あるが、ごくシンプルに述べると、1970年代中頃にアメリカ・ニューヨークで誕生し、少しのちにイギリス・ロンドンへ渡って爆発。その波動があっという間に世界中へ広がったというのが、ほぼ事実に近い経緯だろう。
1976年2月、ニューヨークパンクの代表格であるラモーンズがシングル『ブリッツクリーグ・バップ』でデビュー。ロンドンでは同年10月にダムドが『ニュー・ローズ』で、そして11月に真打のセックス・ピストルズが『アナーキー・イン・ザ・UK』でデビューを果たし、パンクは一大ムーブメントへと発展していく。
そうした海外の動きを受け、日本の各都市でも先鋭的なパンクバンドが活動を開始。
HIKAGEが1977年4月に地元の名古屋で結成した、ザ・スタークラブも
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