UKパンクシンガーFrank Turner、ミュージシャンのメンタルヘルスをケアする団体とコラボし多額の寄付を集める

  イングランドの人気パンクロック・アーティスト、Frank Turnerは、2025年2月22日にロンドンのアレクサンドラ・パレスで開催される通算3000回目の公演をソールドアウトするという記念すべき日を迎えるにあたり、アメリカツアーの最初の行程で医療や経済的ニーズが必要なときにプロのミュージシャンが利用できる資金を維持する非営利の慈善団体「Sweet Relief Musicians Fund」とタッグを組み、Frank Turnerがツアーで使用しているギターの1本が当たる懸賞を実施。このキャンペーンを通じて18,158ドル (日本円でおよそ288万円) の募金を集めることに成功した。 ツアー中、全米で500人以上のファンがFrank Turnerのサイン入りギターを手に入れるチャンスに応募したことになる。 寄付された資金は分配され、メンタルヘルスケアを必要とする音楽業界関係者への資金援助に使われたと言う。   このキャンペーンに対し、Sweet Relief Musicians FundのAric Steinbergはこのようにコメントしている。「私たちは、Frank Turnerが私たちの団体に共鳴し、このキャンペーンを実施してくれたこと、そしてそのサポートのレベルの高さに圧倒されています。このキャンペーンを成功させようとする彼の一貫性と意欲は本当に驚くべきもので、彼の寛大な性格を示しています。 彼が私たちの団体のサポーターであることにとても感謝していますし、これからメンタルヘルスケアを受けることになるアーティスト全員を代表して、Frankに『ありがとう!』と言いたいです」。   Frankも次のように語っている。「彼らの活動はあらゆる面で称賛に値するものであり、手を貸すことは私にできるせめてものことだと考えているよ。 また、私のファ...

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